世界中のPADI®メンバーは、海のため、自分のビジネスのため、そしてダイビング業界や地域社会のためにと、さまざまな目的を持って活動しています。- 未来への期待は確実に高まっています。 2025年7月19日に第11回目の「Women’s Dive Day (女性ダイバーの日)」を祝うイベントが実施されます。水中世界への扉を開き、人生に変化をもたらすきっかけとなる日として、今や多くの人々に愛される記念日となりました。今年もまたダイビングコミュニティが(地域またはバーチャルで)結集し、性別、年齢、人種、経歴、能力を問わず、誰もが自信を持って水中探検をしたり、海洋保護活動に参加したりできるよう働きかけます。
#PADIWOMEN は、より多様性のあるダイビングコミュニティを目指し、その模範となれるよう日々活動しています。国内最年少ダイバーとして、若い世代にダイビングの楽しさを呼びかける少女、ダイビングは無理だとあきらめていた人達にもチャレンジしてもらいたいと、財団を設立した女性など、人と海とのバランスの回復を目指して世界各国で活動を続ける女性ダイバー達をご紹介します。
2つの大切なものを組み合わせて海の持つ癒しのパワーを伝える:チェ・ソンヒョン
チェ・ソンヒョンは韓国で女優として活躍している女性です。彼女が大切にしている2つの事 – 海と演技 – を組み合わせ、海の持つ癒しのパワーをより多くの人に体験してもらう方法を見つけました。彼女は自分が出演する映画のためにダイビングを学び、後にPADIインストラクターとAmbassaDiver™の認定を取得しました。ダイビング体験をオンラインで公開することにより、素晴らしい水中探検や、海洋保護活動の楽しさを伝える活動をしています。
若い世代の人々に希望を持ってもらうために:アンバー・マタラゲ
10歳のアンバー・マタラゲさんは、2021年2月にスリランカで最年少のダイバーになりました。サブマリン・ダイビング・スクールでPADIジュニア・オープン・ウォーターの認定を取得し、海洋生物学者になるという夢に一歩近づきました。アンバーは、どんな夢でも実現できることをコミュニティの子供たちに伝えています。彼女の夢は、美しい海を蘇らせることです。彼女は海洋汚染と戦いながら、美しいサンゴや魚の住む海でダイビングができるよう日々努力しています。
ダイビングの多様性を促進するために: ティアラ・ムーア博士
ティアラ・ムーア博士は、水にはすべての人をつなぐ力があると信じており、アフリカ系アメリカ人にももっと海洋世界に親しんでもらいたいと考えています。「アフリカ系アメリカ人は泳ぎが苦手」という固定観念に悩まされていた彼女は、PADIダイブセンター・レイクフェニックスでPADIオープン・ウォーター・ダイバーの認定を取得し、そのような固定観念には全く意味が無いことを証明しました。また、一週間のイベントとして「Black In Marine Science(BIMS)」を開催し、海洋科学における多様性の必要性を訴えました。これをきっかけに、コミュニティー支援活動や奨学金制度などを通じ、若い世代に海洋世界で活躍する機会を提供するグローバルコミュニティに発展しました。BIMSはYoutubeチャンネル「BIMS TV」を使って海洋保護と、保護活動の多様性の大切さを紹介しています。チャンネルを登録して海洋科学に触れてみませんか?
たった一度のダイビングが人生を変える : コーディー・アンサー
In 1999 Cody Unser contracted Transverse Myelitis, which left her paralyzed from the chest down and confined to a wheelchair while on land. But she didn’t let that stop her from seeking adventure and discovering the freedom scuba diving and the ocean gave her. Now a certified PADI Advanced Open Water Diver, AmbassaDiver and the first paralyzed woman to be inducted in the Women Divers Hall of Fame, Cody founded The Cody Unser First Step Foundation. She has partnered with PADI Dive Center The Scuba Company to introduce more people with disabilities to diving and to prove they can be included in the sport as well. She also organizes dive trips for adaptive divers through Cody’s Great Scuba Adventures to further encourage them to seek adventure and save the ocean. Stay tuned for exciting events and activities on the foundation’s social media sites, Facebook, Instagram and Twitter.
Saving the Ocean(海を守ろう)をスタイリッシュに:ミッシェル・モーガン
ミシェル・モーガンはPADIインストラクターで、持続可能な水着ブランド「SeaMorgens」の共同設立者でもあります。彼女のミッションは、海洋保護をできるだけスタイリッシュで多様性のあるものにすることです。女性ダイバーのために、持続可能で機能的な、海にやさしい水着を提供したいとの思いから、漁網などの再生海洋ゴミを利用したECONYL®糸を使った商品をデザインしています。ビジネスを成長させ海洋保護を資金面で支援したいと、利益の5%をMarine Megafauna Foundation(大型海洋動物財団)に寄付し、マンタの保護と研究を支援しています。乳がんを克服した彼女は、乳房のサイズが左右異なります。そこで、あらゆる体型やサイズの女性でも、スキューバダイビングを通じて水中冒険や、海洋保護活動ができることを人々に知ってもらいたいと、コレクションのモデルも自ら務めています。また、自分の身体に自信を持ってもらうための写真撮影会を開催し、モデルを世界中から募集することを計画しています。乳がんと闘っている女性たちのために、ファイターフィッシュのビキニプリントを制作中です。乳がんの早期発見を促すためのニュースレターの発行も毎月行っています。
草の根的なアプローチ:ニッキー・スメドレー
PADIレスキュー・ダイバーとダイブマスターの訓練生であるニッキー・スメドレーは、海洋保護の重要性を地域の人々に伝える活動をしています。PADIダイブセンター、Scuba Dream At Eight Acre Lakeと協力し、学校での講演や地域の清掃イベント、アートプロジェクトなどを通じ、子供たちやダイバーではない人たちへの教育に力を入れています。自然保護を地域社会に浸透させ、より多くの人が海洋保護活動に参加できるよう、草の根的なアプローチをしています。
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いたる所で、今この瞬間にも、未来へとつながるストーリーが生まれています。PADIは海洋保護活動の活発化を目指し、これからも世界中の#PADIPeople(PADIの仲間たち)の活動を発信し続けます。 ダイビングを通じて、地球環境や海洋保護にどのように関わっているのか、あなたのストーリーをシェアしてください。PADIと#PADIPeopleのタグを付けて、ソーシャルメディアに写真やビデオを投稿しましょう。





