PADIプロメンバーの皆さまへアンダーシージャーナル2022 Q2トピックスの掲載をしています。ピックアップには #USJ2022Q2 とタグ付けします。今後読み直す際には、検索欄にこのハッシュタグ(#USJ2022Q2)を入力し検索してください。
最初から自然保護
PADIインストラクター開発コースにKai Steinbeck氏が加えたユニークなプログラムは、自然保護に焦点をあてた新世代のPADI Instructorの育成に役立っています。
オーストラリアで最もアクティブなPADI® Platinum Course Directorの一人、Kai Steinbeck(CD-59118)は、海洋保護への情熱を新世代のPADI Instructorに伝えようとしています。1992年にPADIメンバーになって以来、Steinbeck氏はカリブ海、インドネシア、グレートバリアリーフで仕事をしてきました。Course Directorになる前は、インストラクター、ボートキャプテン、マーケティング、オペレーションなど多くのポジションで活躍し、自身のビジネスであるDive Instructor Academyを立ち上げ、オーストラリア、ポートダグラスのPADI Five Star Instructor Development Center Sunreef Mooloolaba (S – 8392) と Quicksilver Dive (S – 26847) と共に働いています。
Steinbeck氏のスクーバ・ダイビング指導への情熱が、ビジネスの成長を後押ししています。「私は教えることが本当に好きで、ダイビング業界での長年の経験が、生徒たちに伝えるべき基礎的な知識と経験を与えてくれました」と彼は言います。この知識はダイビングだけにとどまらず、「私のコースでは海洋生物の知識や海洋保護、ダイビング会社経営のためのビジネスソリューションもカバーしています」とSteinbeck氏は付け加えました。
Steinbeck氏のIDCでは、この自然保護へのコミットメントを念頭に置き、各プログラム終了後にコース費用から得た資金を様々な団体に寄付しています。この取り組みを通じて、PADI AWARE Foundation™、Tangaroa Blue、Conflict Islands Conservation Initiative (CICI)、Sea Life Mooloolabaとパートナーシップを結んでいます。これらの資金は、「海洋の生息地を保護し、そこに生息する素晴らしい生物種を守る」ことに役立っています、とSteinbeck氏は言います。
特にエキサイティングで印象的なチャリティー寄付は、CICIと共同で行った海ガメの保護です。ヘッド・スタート・プログラムの一環として生まれたばかりの子ガメを保護し、護られた環境で成長させてから放流することで生き残るチャンスを与えました。寄付の動機について尋ねられたSteinbeck氏は、「環境に恩返しし、保護団体が海をより良い場所にするのを助けるためにやっている 」と答えています。
Steinbeck氏の最新の事業は、海洋生物の知識に焦点を当てたオンラインプログラムで、彼のすべてのIDCに無料で含まれています。このコースは14のモジュールからなり、リーフの形成やサンゴの説明から、生態系のつながり、保護など、あらゆることをカバーしています。

