PADIプロメンバーの皆さまへアンダーシージャーナル2022 Q4トピックスの掲載をしています。ピックアップには #USJ2022Q4 とタグ付けします。今後読み直す際には、検索欄にこのハッシュタグ(#USJ2022Q4)を入力し検索してください。
Dreams and Anguish ( 夢と苦悩 )
以前にも書きましたが、ダイビングは最も包括的なグループの1つです。ご存知だとは思いますが、PADI®プロフェッショナルは185以上の国と地域に存在し、90%以上の人々が理解できる言語でダイビングの指導を受けることができます。ダイビングに対するかつての障壁(想像と現実の両方)は減り続け、より多くのダイバーが一緒に楽しめるようになっています。これは、「インクルーシブ(包括的)」がマーケティングのバズワードになるずっと前にすでに動き出していました。これはダイビングの自然な進化の一部であり、海洋保護、業界の持続可能性、人間と人間性というPADIのより高い目的にとって不可欠なものです。
歴史的に、文化的価値観、社会的規範、偏見、誤解によって、一部の人々はダイビング(およびその他のもの)から大きく遠ざけられてきました。しかし、フランスの劇作家Eugene Ionesco氏が言ったように、「イデオロギーは私たちを分離する。夢と苦悩は私たちを一つにする(中略)」。
特にダイビングは、この言葉を反映しています。人々を分断しようとする社会的な力にもかかわらず、きれいな海、アドベンチャー、新しい体験というダイバーの夢は、私たちをひとつにします。気候変動、プラスチックごみ問題、乱獲が水中世界に与える影響に苦悩する私たちは、人類と海とのバランスを取り戻すことを夢見るOcean Torchbearers™して結ばれているのです。同様に、他人や自分自身を苦しめる状況に直面したとき、ダイビングの癒しの力を応用することで、人生を変え、より良いものにするために私たちを結びつけるのです。
私たちの文化は価値観や考え方が異なるため、時に私たちの仲を引き裂くこともあります。しかし、人生を変え、海を癒すという私たちの夢は、それが可能で、手の届くところにあり、すでに実現していることを知っているからこそ、より強いものとなるのです。私たちの役割は、他の文化の価値観や信念を変えることではありません。むしろ私たちの役割は、文化の価値観や信念を尊重し、それを織り交ぜながら、水中世界に対する懸念、夢、情熱を共有することです。
良いダイビングを!
Drew Richardson Ed.D.
PADI President and CEO


