インストラクターが主導するオンライン環境での講習実施方法について

平素よりPADIのプログラムをご支持いただき誠にありがとうございます。 この度、PADIは新型コロナ感染症感染拡大を受けて、IDCのワークショップに引き続き、他のPADIコースにおいても知識開発の部分、またはコースによっては認定に必要な全てのセグメントをカメラを使ったウェビナー形式で開催できることを許可することに決定いたしました(*1)。 インストラクターはウェブカメラを使って店や器材の紹介をしたり、スクリーン共有機能を使ってクイズ、エグザムを実施する(*2)ことや、実際のダイビング環境で撮影した映像を共有することもできます。この方法を活用すると可能性は無限大です。具体的な実施方法の詳細は以下をご確認ください。 インストラクターがこの方法で講習を実施するにはGoToMeeting、SkypeなどのWeb会議システムを用いてビデオで生徒とお互いを見ることができ、スクリーンを共有することができる環境で講習を実施する必要があります。また、インストラクターは各生徒が積極的にセッションに参加して、達成条件を満たしているか、必須の教材を使用できているかを確認しなければなりません。 (*1)この特別措置は新型コロナ感染症の蔓延が終息するまでの期限付きの暫定的なものであり、平時にPADIに版権が属する教材を使用したトレーニングをオンラインで提供することは禁止されています。また、オンラインでの講習は紙版のマニュアルやeラーニングなどの必須教材に代替するものではありませんので、ご了承下さい。この方法で講習を実施できる期限に関しましては、追ってインストラクター開発から発表します。 (*2)オンラインでのクイズ、エグザムの実施に関しての注意: インストラクターは必ず候補生が誰の助けも借りずに、他の媒体での答えやヒントに頼ることなく全ての問題に解答できていることを確認してください。評価に関連する教材の漏洩を防ぐためにクイズとエグザムは画面共有で表示し、候補生のカメラはオンにしてエグザムの実施中は全候補生を監督してください。  エグザムをメール添付で候補生に送ることを禁止します。アンサーシートはメール添付や、ファイルシェアサービスを使用して生徒に送ってもかまいません。候補生がエグザムを完了したら、カメラにアンサーシートを映してもらい、そのスクリーンショットを取って記録として残します。 【ウェビナー形式で提供できるコースについて】 今回の決定は全てのオープン・ウォ―ター・ダイバーコースや、アドヴァンスド・オープン・ウォ―ターを含む全てのPADIコースが含まれます。例えば、知識の復習の見直しや、ダイブマスター・コースのダイブセオリー(潜水理論)の解説、水中講習で行く予定のサイトの紹介をすることができます。 また、デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーや魚の見分け方などの一部のスペシャルティコースはスクリーンの共有機能を使うと非常に効率的にコースを進めることができます。以下は一部のスペシャルティコースの実施方法の例になります。参考にしてください。 エンリッチド・エア・ダイバー・スペシャルティ・コース エンリッチド・エアSPは最も人気のSPの一つですが、このコースもウェビナーを有効に活用して実施していただくことができます。紙のマニュアル、又はeラーニングでの自習が完了したら、補習とファイナルエグザム(またはクイックレビュー)をウェビナー上で実施していただくことができます。 また、生徒の下に実践応用に必要な器材(エンリッチド・エア・シリンダー、エア・シリンダー、ガス・アナライザー、エンリッチド・エア対応のダイブコンピューター)がそろっている場合や、接触なしに必要器材をレンタルできる環境が整っている場合は実践応用をウェビナー形式で手順を一つ一つ確認しながら実施した上で認定することもできます。 配送サービスを使って器材を送る場合は必ず器材をを消毒してから送って下さい。 器材スペシャルティコース このスペシャルティに関しては、知識の復習の答え合わせをウェビナーで実施した後、インストラクターがウェブカメラでデモンストレーションしたものを、生徒の手元にある実際の器材で練習し、インストラクターが習得していることを確認することでオンラインでコースを完結することができます。 Project AWARE こちらのコースもウェビナーで開催していただくのに最適なコースです。 こちらのサイトから最新のインストラクター・ガイドをダウンロードすることができます。 生徒にはこちらのリンクから海の惑星を守るためにダイバーにできる10のことをダウンロードしていただき、コースを実施する際に使用してください。 ウェビナーを開催する際は以下の点にご留意して使用するアプリを選択して下さい。 参加人数 スクリーン共有機能の有無(ZoomやGo-to-Meetingをお使い下さい。) ファイル共有の機能をお確かめください。(*エグザムやクイズ、アンサーキーは絶対に生徒に送ってはいけません。) ご不明な点がございましたらインストラクター開発までご相談ください。  

IDCの一部をウェビナーを用いて実施する方法のご案内

日頃からPADIプログラムをご支持いただき誠にありがとうございます。 この度、新型コロナ感染症の拡大を受けて、PADIでは感染拡大が終息するまでの間、IDCプログラムの一部をコースディレクターがオンライン環境で実施することを許可する決定をいたしましたのでお知らせいたします。 この暫定的な対応はそれ以前に国際的な移動制限が解除されるか、地域のPADIインストラクター開発からの追加のお知らせがない限りは2020年6月1日まで有効とします。PADIに特別許可申請を提出していただく必要はありませんIDCに含まれるワークショップの一部をこの方法で開催するのは、候補生がIDC eラーニングを自習していることが前提であり、eラーニングに代替する手段ではありませんので、ご了承ください。 【ガイドライン】 コースディレクターはGoToMeeting、Skype、ZoomなどのWeb会議システムを用いて以下のプレゼンテーションを実施することができます。コースディレクターと全候補生はビデオでお互いを見ることができ、スクリーンを共有することができる環境で実施する必要があります。また、コースディレクターは各候補生が積極的にセッションに参加して、達成条件を満たしているか、必須の教材を使用できているかを確認しなければなりません。 ウェビナーには複数の候補生を参加させて交流を促進させることが望まれます。IDCとOWSIプログラムに関しては、コースディレクターが直接監督し、トレーニングを実施しなければいけません。単独のAIコースの実施に関してはIDCスタッフインストラクターもこの方法を用いてコースの直接監督を行うことができます。(IDCスタッフインストラクター・コースに関しては別途以下をご参照ください。) 【コースディレクターがオンラインで実施できるIDCカリキュラムとオプション】 設定期間中は以下のプレゼンテーションとワークショップをウェビナー形式で実施することができます。 オリエンテーション ダイブセオリー(ダイビング理論)ワークショップ* PADI システム・ワークショップ* 学習と講習ワークショップ ディスカバー・スクーバ・ダイビング・ワークショップ, パート 1 & パート 4 オープン・ウォーター・ダイバー・コースのスケジューリングとセットアップのワークショップ リスク・マネージメントとライセンシング・ワークショップ 知識開発プレゼンテーション・ワークショップ 候補生による知識開発プレゼンテーション (ただし、ウェビナー形式で行ってよいプレゼンテーションは規定のプレゼンテーションのうち1つまで。OWSIコースは例外。) 限定水域トレーニング・ワークショップ オープンウォーター・トレーニング・ワークショップ 継続教育ワークショップ セールス・テクニック・ワークショップ コースの修了 その他ダイブセオリー(潜水理論)や規準と手続きの復習セッションや、追加の練習セッションもウェビナーで開催可能。 *オンラインでのクイズ、エグザムの実施に関しての注意: 必ず候補生が誰の助けも借りずに、他の媒体での答えやヒントに頼ることなく全ての問題に解答できていることを確認してください。 評価に関連する教材の漏洩を防ぐためにエグザムは画面共有で表示し、候補生のカメラはオンにしてエグザムの実施中は全候補生を監督してください。  エグザムをメール添付で候補生に送ることを禁止します。アンサーシートはメール添付で送ってもかまいません。候補生がエグザムを完了したら、カメラにアンサーシートを映してもらい、そのスクリーンショットを取って記録として残します。ダイブセオリー(潜水理論)に関しては、ダイブセオリーeラーニングをクレジットすることができることも覚えていてください。 【必ずCDと一緒に現場で実施されるべきワークショップとプレゼンテーション】 以下のワークショップとプレゼンテーションは物理的な交流が含まれるため、これらをリモートで実施することはカリキュラムの意図を満たしているとは言えません。 従って、以下のワークショップとプレゼンテーションは必ず現場でCDと一緒に実施してください。 候補生による知識開発プレゼンテーション 候補生による限定水域講習プレゼンテーション(陸上) 候補生による限定水域講習プレゼンテーション(水に入って) スキル開発ワークショップ 候補生によるオープンウォーター講習プレゼンテーション(陸上) 候補生によるオープンウォーター講習プレゼンテーション(水に入って) アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・ワークショップ レスキュー・ダイバー・ワークショップ 【IDCスタッフインストラクターの参加について】 IDC スタッフインストラクターは、ワークショップやプレゼンテーションの各セグメントに候補者と同様に積極的に参加し、プレゼンテーションを聴講した場合、IDCのスタッフクレジットを獲得できます。 IDCスタッフインストラクターコースを実施している場合は以下のワークショップおよびプレゼンテーションのいずれかまたはすべてを、ウェビナーを介して実施することができます。 前評価のエグザム (実施方法に関しては上記の注意を読んでください。) 候補生による知識開発プレゼンテーション IDC スタッフ・インストラクター・コース知識開発プレゼンテーション...

PADIスノーケル・ガイド

PADIプロメンバーの皆さま、いつもお世話になっております。 PADIジャパン大阪オフィスの納富と申します。 以前よりPADIメンバーの皆様よりご要望をいただいておりました、スノーケルツアーを正式なPADI資格として実施できる新資格コース【PADIスノーケルガイドコース】が完成し、本年より日本でリリースされました事はすでにご承知の通りかと思います。新プログラムの詳細に関しましては2月28日配信のプロサイトNewsをご覧いただくとしまして、今回はこの新プログラムを有効に活用するご提案をしてみたいと思います! ① スノーケラーの進化 今このブログを読んで頂いている皆さんは、元々水中世界に興味がありスクーバダイビングの魅力を知りプロレベルにまで達せられた方々かと思います。皆さんのようにスクーバダイビングを通じて水中を楽しむまでは至らなくても水中世界に興味を抱かれている方は沢山おられ、その中でも最もスクーバダイビングに近いのが(つまり皆さんの将来の顧客になる可能性の高い方々)スノーケリングを楽しまれている方々です。例えば海水浴場で甲羅干しするのでは無く、浜の端の磯場等で遊んでいる方も含めて、水中を覗きたい!生物の姿を見たい!という欲求は結構高いのです。 当然ながらスノーケラーの方々をダイビングにお誘いできれば新たな顧客層の開拓となりますが、皆さんが最もお忙しい夏場にそこまで手が回せないといった理由や、そもそもスノーケラーはダイバーとは嗜好が異なるから…といった理由で躊躇されていたメンバーの方も多いのでは無いでしょうか? 確かに以前までは海岸線を走っていて良く目にしていたのはダイバーの楽しんでいるビーチやポイントとは異なる浜や磯場で(どちらかというとひっそりと、装備に関してもマスクやフィンでは無く敢えて水中眼鏡や足ひれといった表現の方が合っている様な器具を使用してといった具合でした。 ところが昨今は状況も変わりつつあり、例えば装備も完全に我々ダイバーと同じような専用のきちんとした器材を身に付け、ラッシュガードやスーツ等で身を固め、場合によってはダイビングサービスを利用して(つまり駐車場代や施設利用料も支払って)スノーケリングを楽しまれている方が増加しています。これは楽しむ行為の前提には安全性と快適性の確保を重視する方が増えている証ではないでしょうか?(再述しますが正に皆さんの将来の優良顧客になる可能性の高い方々です) 更には人気のあるドルフィンスイムプログラムや昨今注目されているフリーダイビングなど、スクーバー器材を背負わずに楽しまれている方々も増えつつありますので、これまでのマーケティングに加えてみる事も検討されてみては如何でしょうか? シーズンが重なり皆さんの手が回らないという事に関しては確かにその通りかもしれませんが、それに関しては今回リリースされたスノーケルガイドプログラムを用い資格保持者(サポート頂ける方々)を配備出来れば解決出来るのではないでしょうか? ② 将来の可能性 皆さんの中で、ダイビングポイントに到着した時に、お願いもしていないのに自ら率先してメッシュバックや荷物を車から降ろしたり、シリンダーを運ぶお手伝いをしていただけたOWD受講生が居た記憶をお持ちの方は沢山おられるのではないでしょうか? 本来ならばその様なお客様はプロレベルに是非チャレンジ頂きたい方ですが、実際にはお店のサポートスタッフとして水中活動をお手伝い頂くには、知識やスキルを身に付け保険も整備されたPADIダイブマスター資格が少なくとも必要で、この資格を整備するにはそれ相応の時間、経験、費用などが必要でした。 そこで質問です。 Q.今回のスノーケルガイドの前資格は何でしょうか? A.18歳以上(ダイバー・ノンダイバー問わず)で過去24か月以内にEFR一次二次ケア(または相応資格)取得で可。 つまりサポートスタッフとして資格整備頂くハードルは決して高く無く程遠くも無いのです。しかもスノーケルガイド活動を通じ、お客様に水中世界をご案内する楽しさ、お客様の喜ばれている姿を見ることでやりがいを感じた!そんな方は間違いなく将来の水中もご案内できるサポートスタッフ候補決定です!リゾートエリアでの運営形態では無いからスノーケルガイドのメニューはあまり…とお考えの方でも、将来の人材確保にも繋がる可能性として当プログラムの活用を検討されてみては如何でしょうか? ③ 最適な称号 我々であればPADIダイブマスターと聞けば最高のトレーニングと経験を積まれたダイバーであると直ぐに解りますが、果たして一般の方々はどうでしょうか? 似たような役割として山岳ガイドやネイチャーガイドといった表現を聞きなれている一般の方々にとっては、スノーケルガイドの響きの方がイメージし易いかもしれません。仮にダイブマスター資格をお持ちの方でも今回のスノーケルガイドプログラムを受講いただき称号を得て頂くことによる効果は計り知れません。 「このプログラムはPADIダイブマスター〇〇が担当します」よりも「PADIスノーケルガイドの〇〇が…」の方がピンと来ませんか? 勿論、既にダイブマスター資格をお持ちの方ですので新たな年会費や保険料負担も発生しませんのでご安心ください! ④ 朗報 スノーケルガイドを行う場合、先述の通り既存のPADIメンバーの方々なら既にご加入頂いている保険でカバーされますので心配には及びませんが、今回スノーケルガイドといった新たなプログラムをスタートするにあたり、水上アクティビティの指導およびガイドにより発生した損害賠償リスクを包括的に補償する賠償責任保険制度がご案内できる運びとなりました。 例えばSUPやカヤック、ラフティングにキャニオリング、バナナボートやウェイクボードの牽引からフライボードやボブ(潜水スクーター)などが補償対象となります。これらのメニューもご提供されている方々は冒頭ご案内しました2月28日配信のプロサイトNewsを是非チェックしてみてください! そして、PADIウェブサイトにスノーケリング専用サイトも完成しました!その中に、「PADIスノーケル・ガイドのいるショップを探す」もありますので、スノーケル・ガイドがいるPADIショップ・リゾートはぜひこのショップリストに参加してください!(間もなくプロサイト内で入力申請していただけます) またPADIプロサイト内の【ツール】内に全ての資料が網羅された「スノーケリングガイド・ツールボックス」も新設されておりますので併せてご活用ください! PADI 大阪オフィス 納富亮輔